http://ask.fm/dannna_o/answer/107030315110
話を戻せば、家族のアルバムを残すのは父親の責任であると思う。ゆえに、すべての男子は、適例に達する頃には、一通りの写真術の修練を積むべきだろう。
基本的には自分もオオタカ家のアルバムを残すためだけに写真を撮り続けている。
市民がそれぞれに残す膨大な写真の集積は、おそらくそれを展覧する方法はないながらも、間違いなく現代を生きている民衆の知的財産目録だろう。また、写真というメディアの特質に民衆が慣れ親しむ事は、なにが「市民」を衰退させて来たかということについて、おぼろげな共通認識を、敵に気どられる事なく醸成するために必要な作業であるようにも思われる。
なのでみんな、写真、撮るといいと思いますよ。
